カモメ食堂的 北欧インテリア

2020.06.05

北欧インテリアに囲まれた暮らし

こんにちは。浜松市のフリーランスインテリアコーディネーター山賀史子です。

この2~3か月のSTAYHOME期間中、 お子さんの勉強をみたり、ちょいちょい遊び、朝昼晩3食つくって、在宅ワークに家事しながらと全国のお母さんは毎日毎日、本当にがんばりました。

私が息抜きで心の拠り所としていたのはアマゾンプライムで映画を観ること! 今はタブレットや、スマホでも同期していれば、ちょっとした隙間に観れるので心を開放するのにもってこいです。

新作も見ましたが改めて再度観た映画の中で、じんわりと心に染みた作品2006年『かもめ食堂』を今日はご紹介しますね。

引用<https://www.amazon.co.jp/かもめ食堂-小林聡美/>2006年映画

 

店内のインテリアは明るい木目を基調としてパステルブルーの腰壁が爽やか。

初めて観たのは今から10年以上も前なのに、 普遍的な北欧デザインインテリアの美しさにまたも見惚れました。 アラビアの食器、アアルトの椅子、Golden Bellの照明など温かみのあるデザインに囲まれた空間、 ゆったりと流れる時間と街並み。以前見たときにはわからなかった色褪せない作品ってこういうことだなぁ・・・と北欧好きな方はインテリアだけでなく自然や景観も楽しめる作品だと思います。

舞台はヘルシンキ。独特なゆるい雰囲気のストーリー。 何かしら抱えている3人の女性小林聡子、片桐はいり、もたいまさこというキャストが淡々とある日常に優しいスパイスとして味を利かせている。最後はみんな笑顔なので後味もすっきりした映画です。

 

再視聴して心に響いたの場面のフレーズは、

マサコ 「いいわね。やりたいことをやっていらして‥‥」
サチエ 「やりたくないことは、やらないだけなんです。」

 

生きていく上で「やりたくないことは、やらないだけなんです。」

こざっぱりと話すサチエの生き方に共感すると共に、現実の自分と照らし合わせて思うことの数々。 (得意なことばかりではないですが・・・)

ストーリーが苦しくないのでおすすめ。思わずクスリとしてしまう笑いも見逃せないですよ。

 

10年を経て、昔観たときはなにも感じなかったサチエの言葉の数々がこころに響くということはそれだけ年月を重ねたということかしら(笑)改めて多くの気づきがありました。

鑑賞後、とにかくおにぎりとシャケを焼いて食べたくなります。

美味しいごはんを大切な人と食べる食事の場面がホッコリと生温かく、
誰とどんなシチュエーションで食事の時間をもつかということが、幸せを決めるのではと―。

そんな風に感じるSTAYHOME期間中にピッタリの作品でした。

 

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